2.1 復習 -- コマンド出力の保存

2.1.1 コマンド出力のファイルへの保存

コマンド command が画面に表示する内容を,ファイル名が file であるファイルに格納するには
command [argument ...] > file
とします。 ここで [argument ... ] は,command に引数を与えたければ [argument ...] の箇所に記述できることを意味します。 file として,存在しないファイルを指定すれば,file が自動的に作成されます。 file が既存のファイルならば,その内容は command の出力で上書きされます4

cal 2012 > year を実行してから,year の内容を確認してください。

2.1.2 コマンド出力の既存ファイルへの追加

既に存在するファイルにコマンド出力を追加したい場合には > の代わりに >> を使い,
command [argument ...] >> file
とします。

date を実行してから date » year を実行し,ファイル year の内容を確認してください。 続いて date > year を実行し,year の内容を確認してください。 再度 cal 2012 > year を実行してください。