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1 シェル

1.1 シェル

シェル (shell) は,ユーザーがコマンド行に打ち込んだコマンド等を解 釈し,計算機に実行させる役割をもつプログラムです 1。

ユーザーが計算機にログインすると,そのユーザーのためにシェルが動き出しま す。これをログインシェル (login shell) といいます。ログイン後,コマンド 行にコマンドをタイプして実行できるのは,ログインシェルが動いているからで す。ユーザーは暗黙のうちにシェルを利用しているのです。

さて,シェルには幾つかの種類がありますが,各ユーザーがログインシェルとし て何というシェルを用いるかは,予め管理者が設定しています。ワークステーショ ン室のシステムでは,一般ユーザーのログインシェルは tcsh です。

1.2 ログインシェルの確認法

ユーザーの情報を調べるコマンド finger でログインシェルを確認できます。

finger user
を実行してみましょう2。 ここで user には,自分のユーザー名を指定します。

表示項目の中の「Shell: /bin/csh」に着目してください。みなさんは,ログイ ンシェルとして csh (シーシェル) を利用しているように見えますが,ワークス テーション室の現システムでは,ハードリンクというファイルシステムの仕組み により,/bin/tcsh というファイルに対して /bin/tcsh と /bin/csh の二つの 名前がつけられていて,どちらの名前を使っても tcsh が起動するようになって います3 。 tcsh は csh の機能を拡張したシェルです。


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平成18年1月25日