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1 UNIX 基礎演習について

1.1 授業目的

この授業では UNIX (ユニックス) というオペレーティングシステム (OS) を 利用します1。UNIX とか OS とか,何のことだかさっぱりわからないかもしれませ んが,とりあえず Windows ではないものが動いているコンピュータを使うと 考えておいてください。

さて,この授業の目的や受講により得られる成果は種々考えられますが,所属 する課程やコース等にかかわらず,受講生全般に当てはまる授業目的を端的に まとめれば,

UNIX オペレーティングシステムを塔載したコンピュータの基本的な操作法や UNIX の基礎的概念を習得することにより,コンピュータの利用に関する技術 や知識の幅を広げるとともに,コンピュータやネットワークに関する理解を 深める。
と言っていいでしょう。以下にもう少し具体的な事柄を二つ挙げます。
  1. 他の授業を受講するために必要な知識や技能を身につける

    UNIX を利用する他の授業を受けるために,この授業で学ぶ知識や技術 が必要です。基礎情報学コースの学生の場合, 卒業研究を行う際に必要となることもあります。

  2. コマンドの利用法を身につける

    コンピュータプログラムは,その利用形態に基づいて次の二つに大別 できます2

    1. マウスを用いて対話的な操作を行うもの。プログラムの起動も マウスで行うことが多く,起動後にプログラム用の新しいウィ ンドウが開く。すなわち GUI (graphical user interface) を 持つアプリケーションソフトウェア。

    2. キーボードによる操作が主体となるもの。プログラムの起動も キーボードからの入力により行うことが多い。

    Windows 上で動作するプログラムの多くは (a) に属すると言えますが, UNIX においては (b) に属するプログラム (通常,これをコマンドと いいます) の利用が原則的です。この種のプログラムは,大量のデー タを決まった手順で一括処理する際に威力を発揮します。UNIX はコマ ンドを効率良く利用する仕組みを備えています。コマンドの利用は Windows でも可能ですから,UNIX で学習した成果は Windows を使う 上でも役立ちます3

1.2 評価

出席を重視します。履修態度も評価に影響します。課題が課されることもあります。

1.3 欠席時の注意

何らかの理由で授業を欠席した場合には,その授業時に扱った範囲の資料を入 手して,次回の授業までに自習をしておいてください。資料は
http://echoes.hak.hokkyodai.ac.jp/db/?group_id=255
に掲載する予定です。

1.4 参考文献

  1. 書籍

  2. 雑誌


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平成17年12月7日