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2.3 カレントディレクトリの変更 -- cd

ホームディレクトリ (~) 以外のディレクトリに存在するファイルやディレクトリを, これまでと同様にファイル名やディレクトリ名で操作するには, カレントディレクトリの変更の操作を行います。

カレントディレクトリを変更するコマンドは cd (change directory) です。 cd の引数には変更先のディレクトリを指定します。 引数を指定しなければ,ホームディレクトリがカレントディレクトリになります (ホームディレクトリに戻れます)。

cd の引数にディレクトリ名を指定する際にも, そのディレクトリはカレントディレクトリに存在していなければなりません。 他の場所にあるディレクトリを cd の引数に与える方法は後の資料で扱います。

2.3.1

  1. カレントディレクトリにディレクトリ tmp を作成 -- mkdir tmp
  2. 確認 -- ls -F
  3. カレントディレクトリを tmp に変更 -- cd tmp
    何も表示されなければ成功です。 プロンプトにカレントディレクトリ名が表示される設定がなされていれば, プロンプトが変わります。
  4. カレントディレクトリをホームディレクトリに変更 -- cd