Windows XP のコマンド

平成19年10月1日


目次

1 コマンドプロンプトを使ったプログラムの実行法

Windows XP で,キーボード入力によってプログラムを実行するには,まず
 スタートボタン $\rightarrow$ すべてのプログラム $\rightarrow$ アクセサリ $\rightarrow$ コマンドプロンプト
を順にクリックし, 「コマンドプロンプト」という標題のウィンドウを開きます。 ウィンドウ内には
 H:¥>
という プロンプトが現われ,カーソルが点滅します。 ここに適切なコマンドをタイプして, <ENTER> を押すと,コマンド(プログラム)が動きます。 「コマンドプロンプト」での入力では, コマンド名やファイル名,パス名に大文字・小文字の区別はありません。

コマンド入力の途中でタイプミスをしたら, <BS><$\leftarrow$><$\rightarrow$><DEL> で修正します。 <$\uparrow$> キーを押せば,過去にコマンド実行のために入力した文字列を, 再度プロンプトの右に表示することができます。

「コマンドプロンプト」ウィンドウにプロンプトが表示されていなければ, コマンドを実行することができません。 前回実行したコマンドが実行中であるためにプロンプトが表示されていなければ, 「コマンドプロンプト」ウィンドウに対して Ctrl-c を押します。 Ctrl-c は実行中のコマンドを強制終了させます。

2 代表的な Windows XP コマンド一覧

Windows XP に標準で付属するコマンドのうち, ファイル操作に関わる代表的なものの一覧を表 1 に示します。

各コマンドの詳細についてはスタートメニューの中の「ヘルプとサポート」から, コマンド名で検索して調べてください。 command の使い方の要約を表示するには, help command

または command /?
を実行します。


表 1: Windows XP の主なコマンド
コマンド 用途
dir カレントディレクトリの内容表示
drive: カレントドライブの変更
cd dir カレントディレクトリを dir に変更(change directory)
exit ウィンドウを閉じる
copy files file ファイル files の内容を file にコピー
copy files dir ファイル files をディレクトリ dir にコピー
move files dir ファイル files をディレクトリ dir に移動
del files ファイル files の削除(delete)
ren file1 file2 file1 のファイル名を file2 に変更(rename)
mkdir dir ディレクトリ dir を作成(make directory)
rmdir dir ディレクトリ dir を削除(remove directory)
rendir dir1 dir2 ディレクトリ名変更
type file テキストファイルfileの内容を表示
more file テキストファイルfileの内容を 1 ページ毎に表示