+,-,*,/,=
などを電卓に入力して
計算してみましょう。
wc コマンドを引数なしで実行したときと同様に, 新しいプロンプトが現れていません。 実行中の xcalc が実行元のウィンドウを占有しているためです。
X アプリケーションは,通常,終了の操作をしないと止まりませんので, このままだと別のコマンドを実行できません。
新しいプロンプトが現れます。
xcalc を実行すると新しい電卓のウィンドウが現れますが,xcalc とい うコマンド自身はコマンドの入力元で動いていると考えてください。 そこに対して CTRL-c を入力すると,xcalc は強制終了します。
プロンプトが現れましたね。
& を付けてコマンドを実行すると, そのコマンドは起動元で裏側に隠れて動き出します 4。 この状態では,xcalc の起動元から xcalc を制御(終了)することはできません。 その代わりに別のコマンドを実行することが可能になります。
fgというコマンドを実行してください。 それでよくわからない状態になったら, CTRL-d や CTRL-c を打ってみてください。
<
等と同じくシェルへの指示であり,
コマンドの引数ではありません。
xterm を終了させるには,xterm のウィンドウ内で exit と打ちます。