右の図は,あるディレクトリの中にあるファイルやディレクトリを, 右側に実線で結んで描画することにより, ディレクトリの階層的な構造を表現したものです。 左右の図におけるディレクトリやファイルの配置は同じです。
なお,ファイル名 loc は location の頭 3 文字です。 後の練習では,このファイルを実際に作成し, カレントディレクトリがどこであるかを確認するために使います。
また,これらが右の図ではどこに対応するかを確認してください。 今後,ディレクトリの階層構造の表現には,右の図の形式のみを用います。
ls [options] directoryの形式で実行すれば, directory 内のファイル一覧が出力されます5。
カレントディレクトリにディレクトリ tmpsub があるならば,
ls tmpsubは tmpsub に存在するファイルの一覧を出力します。
~
)に作ります。
自分が今どのディレクトリにいるのか (カレントディレクトリがどこなのか)
を常に意識しながら,次の操作をしてください。
echo Here is my home > loc正しくできたか,ls コマンドおよび
cat loc
で確認してください。
cd tmpを実行してください。 今後,ディレクトリ変更の操作を, 単に「tmp に移る・行く」のように表現することがあります。
カレントディレクトリである tmp には,まだ何も作っていませんから, 何も表示されません。
ちゃんとホームに帰れましたか? ファイル loc の中身を確認してください。
ディレクトリ tmp を削除できませんね。rmdir は中身が空のディレクト リを削除するコマンドだからです。