「情報機器の操作」到達の最低レベルと欠席・遅刻の扱いについて
1. 到達の最低レベル(到達目標別)
- コンピュータやネットワークを安全で効果的に活用するための基本的な技能や知識を習得する。
- キーボードから不自由なく文字(英数字・記号・日本語)を入力する技能を身に付けている。タッチタイプの技能を習得していることが望ましい。
- ユーザーIDとパスワードなどを使ったユーザー認証の意味や目的を知っている。
- ログオン(サインイン,ログイン),ログオフ(サインアウト,ログアウト),シャットダウンの意味を知っており,これらの操作を本校の教育用コンピュータで行うことができる。
- パスワードの適切な扱い方,および,安全なパスワードの作り方を知っており,本学から与えられたアカウントのパスワードを変更することができる。
- 電子メールを使う上での注意事項を理解している。
- 生涯メールシステムを利用して,本学から与えられた電子メールアドレスを用いた電子メールの送受信ができる。
- 教育支援総合システムに習熟し,同システムから課題提出などができる。
- 「北海道教育大学 情報セキュリティ教育ガイドライン」(教員・学生共に大学教育情報システムのお気に入りから閲覧可能)に記載された情報セキュリティ等についての知識や技能を身に付けている。
- 階層的なフォルダ(ディレクトリ)の構造について理解しており,それを活用して自分のファイルを整理することができる。
- 種々の形式の画像ファイルを適切なアプリケーションで閲覧することができるとともに,画像のサイズや形式を変換してファイルに保存できる。
- ウェブブラウザの利用法と情報検索の方法について理解・習熟する。
- URL (URI) とそれを構成する各要素(スキーム,ホスト名,ドメイン名,ファイル名等)の意味を知っている。
- URL (URI) で指定されたリソースを web ブラウザを使って取得(閲覧)できるとともに, その他の web ブラウザの基本操作(前のページに戻る,ブックマーク,新しいタブやウィンドウを開く等)を行える。
- ウェブページに記された情報の信頼性を確認できる。
- 情報検索の目的に応じて検索サイト(一般の検索エンジン,文献データベース等)を選択し,検索結果の絞り込み等の適切な検索方法を用いた検索を行うことができる。
- 文書作成ソフトウェアの利用法について理解・習熟する。
- 文字の入力,コピー,削除,貼り付け,操作の取消等の文書編集の基本操作ができる。
- フォント選択や文字の各種修飾を行うことができる。
- 案内文などの定型文書を作成するために,右寄せ,中央揃え,箇条書き,タブストップ等を適切に使用できる。
- 論文や報告書等の文書を作成するために,見出しや本文などの適切な「スタイル」を使うことができる。さらに,スタイルから目次を自動生成する方法を知ることができれば望ましい。
- 論文や報告書等の文書を作成するために,図表を文書に挿入することができる。さらに,図表番号を自動的に入れることができれば望ましい。
- 作成した文書を適切な場所にファイルとして保存できるとともに,そのファイルを文書作成ソフトウェアの操作で開くことができる。
- 作成した文書をプリンタを使って印刷することができる。
- 表計算ソフトウェアの利用法について理解・習熟する。
- キーボードからワークシートにデータ等を入力できる。
- 演算子や関数を使って計算できる。
- 式の複写によって計算できる。さらに,相対参照と絶対参照の違いを知っていることが望ましい。
- データの並べ替えができる。
- 目的に応じたグラフの種類を選択でき,論文や報告書に適したグラフを作成することができる。
- プレゼンテーションソフトウェアの利用法について理解・習熟する。
- スライドへの文字入力や図表・図形の挿入,デザインの選択ができる。
- プレゼンテーションに適した良いスライドを作成できる。
- スライドを用いたプレゼンテーションができる。
2. 欠席・遅刻の扱いについて
ここに記載する欠席・遅刻の取り扱いは,「情報機器の操作(地域環境)」の授業を定められた時間帯で行う場合のものである。
2.1. 欠席の扱い
- やむを得ない事由による欠席の場合
- やむを得ない事由とは
- 負傷および疾病
- 進学,就職試験など進路に関るもの
- 父母,兄弟姉妹及び祖父母に関る忌引き
- その他,上記と同等と認められる事由
- 次を全て満たせば欠席扱いとしない。
- 授業担当者に申し出て承諾を得ること。
- 欠席した授業で出された課題を実施するなど,授業担当者から指示された学習を行い,報告すること。
- やむを得ない事由とは
- やむを得ない事由以外の事由による欠席の場合
- 欠席扱いとする。
- 成績評価における欠席の扱い
- 1 回の欠席につき総合成績 (100点満点) から 10 点を減じる。
- 欠席した授業で出された課題を実施するなど,欠席した回の授業内容の学習を行い,その結果を担当教員に報告した場合には,成績評価において考慮される。
- 欠席の申し出
- 欠席する際には,原則として,当該授業開始前に授業担当者に連絡する。
- やむを得ず,授業後に欠席事由を申し出る場合には欠席日の 1 週間後までを目処とする。
2.2. 遅刻の扱い
- 授業開始10分後以降(学生証による出席システムと同じ)45分後までの入室を遅刻として扱う。
- 授業開始45分後より後の入室は欠席として扱う。
- 1 回の遅刻につき総合成績 (100点満点) から原則として 5 点を減じる。 ただし,課題の実施状況等を勘案して減点が減る可能性がある。