スペクトル分解能(解像度)・窓関数・標本化

観察結果や考察などはテキストファイル onsei0621.txt に書いてください。

  1. コマンドラインに次のものを入力して,サンプリング周波数が 16 kHz の条件で,周波数が 1234 Hz である正弦波(純音)を作成してください。

    mksine -s 16000 s1234.16k.wav

    1234

    ここで -s はサンプリング周波数指定のオプションで,二行目の 1234 は mksine に対する周波数の入力です。

  2. wavesurfer を使って,作成した正弦波のスペクトルを表示してください。 そのためには,

    wavesurfer s1234.16k.wav

    を実行して, Choose Configuration で Waveform を選択し,波形上で右クリックして, Spectrum Section…をクリックします。

  3. Window(窓関数)を変更すると,スペクトルがどのように変化するかを記述してください。 rectangle window が窓関数無しに相当します。
  4. フレーム長 64 点, サンプリング周波数 16 kHz の場合のスペクトルの周波数分解能 (解像度) を,講義資料に示された式を使って計算してください。 (電卓:calc)
  5. FFT points (フレーム長) を変更して,スペクトルの変化を観察してください。 64点にした場合のスペクトルの解像度は,上で計算した値にほぼ一致しますか?
  6. 周波数が 5000 Hz, 7000 Hz, 9000 Hz の正弦波(純音)をサンプリング周波数 16 kHz で作成し,各純音の音や波形,スペクトルを比較してください。 その結果について,講義資料等を基に考察してください。

日付: 2018/6/21

著者: 今野 英明

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