音と聞こえの関係

以下の課題を行って,メモ帳等のテキストエディタを使って,結果をテキストファイル onsei0502.txt に記しなさい。 何か気づいた点等があれば,それも記録しておきなさい。

実習は,コマンドプロンプトを開いて,まず,USB メモリをカレントディレクトリとしてから始めるのがよい。

  1. 200 Hz の純音を作成して wavesurfer で開き,波形・スペクトル・音を確認しなさい。 wav ファイルの名前は,例えば s200.wav とする。
    • mksine を純音作成に使う場合,パラメータファイルを作らずに, 純音の周波数をキーボードから入力する方が便利。 200 Hz の純音作成であれば, mksine s200.wav を実行して,200 を打ってエンターでよい。
    • Wavesurfer 起動時の Choose Configuration ダイアログでは Demonstration を選択する。
  2. 講義資料 p.5 の矩形波を,基本周波数を 200 Hz として作成しなさい。 wavesurfer で波形・スペクトルがどうなるか確認した上で,周期的複合音の基本周波数と高さの関係を考えなさい。
  3. 周波数 200 Hz, 400 Hz, 600 Hz, … , 2000 Hz の 10 個の正弦波を等しい振幅で含む(10 個の正弦波を加えた)音を作り,波形・スペクトル・音がどのようになるかを確かめなさい。 また,この音と周波数が 200 Hz の純音を聴き比べ,両者の音の高さの関係を記しなさい。
  4. 前の課題で作成した音から,周波数 200 Hz の成分(正弦波)を除いた音を作り, 波形・スペクトル・音がどのようになるかを確かめなさい。 200 Hz と 400 Hz の成分を除いた音も試しなさい。 また、これらの音と周波数が 200 Hz の純音を聴き比べ,両者の音の高さの関係を記しなさい。
  5. 資料 p.4 の複合音を基本周波数 200 Hz として作成しなさい。さらに,mksine のパラメータファイルの第3項を適当に与え,各周波数成分の初期位相を変更したものを作りなさい。 波形・スペクトル・音を,元のものと比べ,なぜ,そのようになるかを記しなさい。
  6. 資料 p.4 の複合音を wavesurfer に読み込んで, Transform -> Invert や,Transform -> Reverse を実行してみなさい。 波形・スペクトル・音はどうなるか。

日付: 2017/5/2

著者: Hideaki Konno

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