1. 目的 - 数値データに基づく統計量の計算とグラフの作成ができる 2. Webページ内テキストデータの Excel ワークシートへの複写 1) Web ページ上で複写範囲を指定してコピー操作 2) Excel ワークシート上で貼り付け操作 - 形式を指定して貼り付け(形式: テキスト) 3. 積み上げ棒グラフの作成(総量と内訳の可視化) 1) グラフ化するデータを列タイトルのセルを含めて範囲指定 2) グラフ作成 - 挿入 -> グラフ -> 積み上げ縦棒 3) グラフ設定の変更 - グラフタイトルの削除と軸ラベルの付与 4. 箱ひげ図 (boxplot) の作成 1) 統計量の計算 (Excel 関数) - MAX(最大値), MIN(最小値), MEDIAN(中央値), QUARTILE.INC(四分位数) 2) Excel 2013 で箱ひげ図を描くための数値表の作成 - 最小値-Q1 などを Excel の数式で計算 3) 「箱」部分(第一,第二,第三四分位)の描画 (積み上げ棒グラフの利用) - Q3-Q2, Q2-Q1, Q1 の積み上げ棒グラフの作成 - 科目名の行とデータの行を選択(Ctrl キーを押しながらドラッグ)してグラフ挿入 - Q1 部分の表示消去 - グラフ上で選択->「データ系列の書式設定...」->塗りつぶしなし - Q3-Q2, Q2-Q1 部分の透明化 - 塗りつぶしなし,枠線表示 4) 「ひげ」部分(最大値・最小値)の描画 (誤差範囲の利用) - 最大値を描画 - グラフ上で Q3-Q2 部分を選択 - + ボタン -> 誤差範囲(その他のオプション)選択 - 方向:正方向 - 誤差範囲:ユーザー設定(「値の指定」で「最大値-Q3」のセルを指定) - 最小値を描画 - グラフ上で Q1 部分(表示無し)を選択して,「Q1-最小値」を誤差範囲で描画 5) 軸などの調整 - グラフタイトル・凡例の削除,軸ラベルの表示 - 軸と目盛の表示 5. 練習問題 資料ページにある gardens.txt には 3 つの場所における10日間のオソン濃度の測定値が pphm (parts per hundred million) 単位で入っているとする。 このデータの箱ひげ図 (boxplot_garden_excel.png 参照)を Excel で描きなさい。 箱ひげ図と,それを作るのに必要なデータは,授業中に使った Excel ブック上の新しいワークシートに置くこと。