2. タッチタイプとパスワードの変更
2013/4/18

1.今回の目的

  1. 本校独自のソフトウェアの起動方法を知ること
  2. 本校でのタッチタイプの練習方法を知ること
  3. よいパスワードの要件を知り,パスワード変更できるようになること

2.アプリケーションの起動方法

コンピュータの電源を入れてログオンを終えると,いろいろなアプリケーションを利用できるようになります。アプリケーションの起動や終了の方法はいくつかありますが,ここでは Windows における一般的な方法を紹介してから,函館校に独自の方法について学びます.

Windows における一般的な方法

ここでは Web サイトを閲覧するアプリケーション(授業では「Web ブラウザ」と呼ぶことにします)である「Mozilla Firefox」を起動してみます.

「スタート」->「すべてのプログラム」-->「Mozilla Firefox」-->「Mozilla Firefox」とたどり起動します.

函館キャンパス独自の方法

函館キャンパスの内のコンピュータでは,いくつかのアプリケーションを以下の方法で起動することができます。今回はタッチタイプ練習用アプリケーションの「猫的タッチタイプ」を起動してみます。

「猫的タッチタイプ」を起動するには,「スタート」-->「マイコンピュータ」-->「'fs\tools'のdrive_i(I:)」-->「Cat_type」とたどります.

うまく起動できたでしょうか.起動したら,担当者からの指示に従い,一旦終了させてください。

3. タッチタイプを練習しよう

タッチタイプとは,キーボードを見ないで文字入力をするための技術です。

タッチタイプができれば,コンピュータで文章を書いたり,プログラミングしたりする際に,キーを打つことを意識する必要がなくなり,本来行うべき思考に集中できます。コンピュータを考えるための道具として使うには,タッチタイプは必須の技能です。

タッチタイプの方法や「猫的タッチタイプ」の操作方法については担当者から説明がありますが,タッチタイプを行う際の重要なポイントは次のとおりです。

では,前章の方法に従って,タッチタイプ練習用のソフトウェア「猫的タッチタイプ」を起動してください。 このソフトウェアには,タッチタイプについての詳しい説明やタッチタイプの方法に関する説明がありますので,まず,これを学習してください。引き続いて,タッチタイプの練習も行いましょう。

タッチタイプの練習は授業の合間の空き時間などにも各自で行ってください。どんどん上のレベルを目指して頑張りましょう.

なお,タッチタイプについては,今後いずれかの授業時にテストを行います。テストを行う授業日や合格の基準については,後日,各クラスの担当者から連絡があります。

4. パスワードを考えよう

よいパスワードとは

みなさんには,通知書によって初期パスワードが与えられていますが,初期パスワードをそのまま使い続けることは,セキュリティ的に好ましいことではありません。 そこで,自分でパスワードを考えて,パスワード変更をする必要があります。 ただし,変更するパスワードはできるだけ強固で,他人に破られにくいものとする必要があります。

よいパスワードに求められる要件として,以下のことが挙げられます。

このようなパスワードを考えることは大変ですので,作り方の例を挙げておきましょう。

方法 1 (参考:JPCERT/CC 新入社員等向け情報セキュリティマニュアル)

  1. 8 文字以上で自分が覚えやすい文字列を考える(記号・数字が入るとよい)
  2. 一部を意図的に大文字に置き換える
  3. 意図的に誤植(自分で覚えやすいもの)を含める

この方法では,例えば次のようにして,最終的なパスワードを作ることができます。

  1. securinu#02
  2. secUriNu#02
  3. seQriMu#02

誤植(変換)のパターンとしては,ゼロとオーの入れかえや,イチとエルの入れ替えなどが使われますが,あまり一般化された変換だと想像されやすくなりますので,さまざまな変換をうまく組み合わせることが大切です。

方法 2 (参考:JPCERT/CC REPORT 2004-11-04 【今週の一口メモ】)

方法1の 1. を覚えやすいフレーズにして文字を変換していく,といった方法も考えられます。

  1. I like to play basketball.
  2. I l!ke 2 play Basket ball .
  3. I l! 2 p B b .
  4. Il!2pBb.

ただし,ここで紹介した方法にあまりとらわれず,自分なりのパスワードの作成方法を考えてみることが大切です。

パスワードを考える

函館校教育用情報システム (Windows PC) と大学教育情報システムのパスワード変更を行いますので,それらのための適当なパスワードを考えてください。 パスワードは二つ必要ですが,同じ大学のシステムで用いるパスワードですので,違いはわずかで構いません。

5.パスワードの変更

函館校教育用システムアカウントのパスワード変更

皆さんが本校で使うパスワードは,当面,二つあります。 一つ目は教室のコンピュータでログオンするときに使用している,函館校独自の「函館校教育用システムアカウント」のパスワードです。 二つ目は履修登録等で使っている全学で発行している「大学教育情報システム及び生涯メールシステムアカウント」のパスワードです。 これらのパスワードは少しでも異なっていることが望ましいです。

ではまず,函館校独自のパスワードを変更します。 方法は「北海道教育大学函館校情報システム」のページや,北海道教育大学教育学部函館校教育用情報システム利用登録通知書に記載されていますので,それを参照してパスワード変更してください。

注意:変更したパスワードはコンピュータの管理者であっても調べることはできませんので,パスワードを忘れてしまうと,再設定のための申請手続きが必要になります。

パスワード変更が終わったら,一度,ログオフして,新しいパスワードでログオンしてみましょう。

大学教育情報システム及び生涯メールアカウントのパスワード変更

まず,大学教育情報システムに,現在のパスワードでログインします。 学内からのアクセスの場合,Web ブラウザで,本学(全キャンパス)の公式 Web サイト(http://www.hokkyodai.ac.jp/)から「在学生の方」--->「大学教育情報システム」とたどればよいのでしたね。

ログインができたら,「個人情報」メニューの中の「パスワード変更」から,パスワード変更操作を行ってください。 この方法については,冊子で配付された「大学教育情報システム使用マニュアル」または大学教育情報システムにログインした画面左下の「お気に入り」内の「操作マニュアル」に記述されています。

こちらも,パスワード変更が終わったら,新しいパスワードでログインできるか,試しましょう。