1年生のみなさん,入学おめでとうございます.
今日は,みなさんが,キャンパス内の情報機器を利用する第一歩を記す日です. これからは,これらの機器を学習,調査研究におおいに活用してほしいと願っています.
この授業の目的は,現代の社会においてあらゆるところで利用することになる情報機器の使い方と知識について学ぶことにあります.
今では情報機器はネットワークでお互いにつながっており,さらにインターネットを通じて情報を得たり,人とコミュニケーションをとることが当たり前の世の中になっています.
そこで,これからみなさんが大学生活の中で学習・調査・研究に役立つためのスキルと知識を学ぶ必要があります.この授業ではそのうちの基礎的なものについて学んでいきます.
この授業は実習形式で行います.講義形式の授業と違い,教員からの説明をただ聞いているだけではいけません.必要な説明は行いますが,基本はみなさんが実際に「操作してみる」ことにあります.
シラバスで確認してください。
授業テキストや必要な資料などはWebで提供していきます.ですので手元のコンピュータから見ることができます.また,学内学外を問わず,インターネットを通じていつでも見ることができますので,授業の復習にぜひ役立ててください.なお,紙に印刷したテキストもあわせて配布することもあります.
を目的とした実習を行います.
はじめに利用登録通知書を配付します.この通知書は,函館キャンパスの教育用情報システムを利用するうえで大切な書類です.まずはこの通知書を読みましょう.
この通知書に記載されている「ユーザ名」と「初期パスワード」は函館キャンパスの教育用情報システム(教室内のパーソナルコンピュータ)を利用する際に必要となるものです。履修登録などを行うには,さらに,新入生オリエンテーションで配付された大学教育情報システムのユーザー名とパスワードが必要です。
通知書を,みだりに他人へ見せてはいけません.また,通知書を無くさないように注意しましょう. もし,パスワード変更の操作をしないままで通知書を無くしてしまったら,至急専攻の教員(アカデミックアドバイザー)もしくはこの授業の担当者に連絡してください.
また,交付されたアカウント(ユーザ名とパスワード)を他の人に使用させたり,他の利用者のアカウントを使用することは本学の規則で禁じられていますので,このような行為を行わないよう十分に注意してください.
下記のWebサイトは函館校教育用情報システムの公式サイトです。ここに函館キャンパスの情報システムに関連する情報が掲載されますので,目を通すようにしましょう。
最初に目の前にある情報機器,つまりコンピュータの電源を「入れて」から「切る」までに必要なことだけを学びます.
コンピュータの電源を入れてから利用できるようになるまで,ある作業をやっておく必要があります.
一般的に,複数のコンピュータを複数の人が共用して利用する場合,その利用者が本人であるかどうかを確認する作業 (ユーザー認証) が必要となります. この作業がコンピュータを利用するための最初にステップになります.
また電源を切る際も,いきなり電源スイッチを押すのではなく,まずコンピュータに自分の利用が終わったことを知らせる作業を行ってから,電源を切らなくてはなりません.
このようなやり方は,大学や企業など,不特定多数の人間がコンピュータやネットワークを共同で利用する環境では,ほとんど必ずといってよいほど行われています.
例えば函館キャンパスでは,現在のところOSとしてWindowsが利用できるようになっています.そこで先ほど示した電源を入れてから切るまでの流れを,Windowsに対応させると,
「電源を入れる」-->「ログオンする」-->(自分の作業を行う)-->「ログオフする」-->「電源を切る(シャットダウン)」
となります.先ほど述べた「本人であるかどうかを確認する作業」が「ログオン」に該当し,「コンピュータに自分の利用が終わったことを知らせる作業」が「ログオフ」に該当します.なお,ログオフのための操作を省略して,いきなりシャットダウンで電源を切ることもできます。
ただし,この「ログオン」「ログオフ」という言葉はWindowsの世界でよく使われています.また,他のUNIXやMacの世界では「ログイン」「ログアウト」と言うことがあります.
まずは,電源を「入れる」ところから始めましょう.
ディスプレイの電源が入っているかどうか確認します.
コンピュータ本体の電源スイッチには,電源が入っているかどうかを示すランプがあります.電源を入れる前にすでに入っていないかどうか,念のため確認しましょう.確認したら,コンピュータの電源スイッチを入れます.
電源を入れると,ディスプレイ上の画面には,Windowsのロゴなどが表示されますが,しばらく待ちます.すると「Windowsへようこそ」と表示されます.
画面上に「Windowsへようこそ」と表示されたなら,つぎに「ログオン」します.
実際の方法ですが,まずは画面の表示にしたがって,キーボードにある以下のキーを押します.このとき,この3つのキーが全部押されている必要があります.
うまくキーを押せたなら,画面が切り替わります.
つぎにキーボードから,各自の「ユーザ名」と「パスワード」を入力することで,そのコンピュータを利用することができます.
注意: 画面上の「ログオン先」が,指示どうりのものになっているかどうか確認してください.
コンピュータを利用し終えたなら,「ログオフ」してから電源を切ります. ログオフする方法には2通りあります.
以下の順番で操作してログオフしましょう.
以下の順番で操作してログオフしましょう.
では,コンピュータの電源を「切って」みましょう.ログオフしたら最初に見た「Windowsへようこそ」の画面に切り替わるまで,しばらく待ちます.
「Windowsへようこそ」の画面に切り替わりましたか?この画面には「ユーザ名」や「パスワード」を入力する箇所以外にも,「シャットダウン」というものがあります.ここをクリックしてください.
画面が切り替わりますので,そこで「シャットダウン」と表示されているのを確認してから「OK」をクリックします.
しばらく待ちますとコンピュータの電源が自動的に切れます.また,自動的に電源が切れない場合は,自分でスイッチを切ります.
電源が切れるのを待たずに,また,画面に電源を切っても良い旨のメッセージが表示されるまでは勝手に電源を切ってはいけません.
なお,このときの注意として,ディスプレイの電源も切るようにしましょう.
「ログオフ」するかわりに,最初から「シャットダウン」することでそのまま電源を切ることができます.部屋が混んでいて次に利用する人がたくさんいるときは「ログオフ」だけでとどめておくのが良いですが,そうでない場合,最初から「シャットダウン」を実行してもかまいません.
函館校の教育用コンピュータでプリンタを利用する方法は,一般的なプリンタの利用法と異なる点があります。また,授業の履修登録には時間割をプリントアウトする必要がありますので,ここでプリンタの使い方を紹介します。
コンピュータ教室に設置されているプリンタは,コンピュータとネットワークでつながっており,利用者は各コンピュータからプリンタを共用して使います.
プリンタを使うための手順は函館校情報システムのページ (http://system.hak.hokkyodai.ac.jp/) の「プリンタの利用法」に掲載されていますので,これを参照しながら,担当者の指示に従ってプリンタ利用の準備を行って下さい.
プリンタを利用する際に,例えば紙切れに気づかず,何回も印刷の命令をプリンタへ送ってしまうことがあります.または,何らかの事情で,自分が送った印刷命令を取り消したい場合もあるでしょう.
このような場合,自分が送った印刷命令を取り消すことができます.
まず「プリンタとFAX」を開きます.その手順については,「 プリンタの利用法 」を参照してください.
「プリンタとFAX」のウインドウには,自分が接続したプリンタのアイコンがあります.それを開きます.
もし,そのウインドウに,送られた印刷命令が表示されていれば,取り消すことが可能です.その場合は,取り消したい印刷命令を選び,「ドキュメント」--->「キャンセル」と選びます.
ただし,自分以外の利用者が送った印刷命令は取り消すことができません.同じ利用者の送った印刷命令が大量にあり,利用に支障をきたす場合は,管理者に連絡してください.
「プリンタの利用法」に書かれているもの以外だと思われるトラブルの場合,管理者へ連絡してください.連絡先は教室に掲示されています。
プリンタにかかわらず,コンピュータやネットワークの障害が発生したと思われる場合,自分で対処できないようならば管理者へ連絡してください.
決して,障害を放置したまま立ち去ることのないようにしてください.
函館キャンパスには,いまみなさんが座っている部屋以外にも,情報機器が利用できる部屋や施設がいくつかあります.これらの部屋や施設について簡単に説明をします.
キャンパス内には,主に以下のような部屋・施設があり,そこで情報機器を利用することができます.
第1教育用計算機室は函館キャンパスの7号館3階にある施設です.ここには40台のコンピュータ,プリンタとスキャナが1台ずつ設置されています.これらの部屋は,授業で利用している時間帯以外は自由に利用することができます.
なお,この部屋のコンピュータで利用可能はソフトウェアの一覧がこちらから閲覧可能です.
マルチメディア処理室は函館キャンパスの7号館3階にある施設です(第1教育用計算機室の隣にあります).ここには第1教育用計算機室と同じ構成のコンピュータが4台,マルチメディア処理用のコンピュータが5台,プリンタとスキャナが1台ずつ設置されています.これらの部屋は,授業で利用している時間帯以外は自由に利用することができます.
なお,この部屋のコンピュータで利用可能はソフトウェアの一覧がこちらから閲覧可能です.
第8共用情報処理室は8号館2階にあります.
「第8共用情報処理室」には25台のコンピュータがあり,プリンタとスキャナは1台ずつ設置されています.なお,この部屋のコンピュータで利用可能なソフトウェアの一覧がこちらから閲覧可能です.
この部屋も,授業で利用している時間帯以外は自由に利用することができます.
情報マルチメディア室は函館キャンパスの5号館1階にある施設です.ここには30台のコンピュータ,プリンタおよびスキャナが1台づつ設置されています.これらの部屋は,授業で利用している時間帯以外は自由に利用することができます.
なお,この部屋のコンピュータで利用可能はソフトウェアの一覧がこちらから閲覧可能です.
Mozilla Firefox という Web ブラウザを起動してください。スタートメニューから Mozilla Firefox の項目をクリックするか,デスクトップ上のアイコンをクリックします。
まずは手始めに授業のテキスト読んでみましょう.担当者の指示に従って以下のURIをブラウザに入力してください.
このWebサイトから授業のテキストやお知らせなどを読むことができますし,他にも情報機器の利用に関する情報も掲載されています.また,いつでもこのページを読むことができるように「ブックマーク」することをおすすめします.方法については担当者の指示に従います.
本学で授業を履修するためには,大学教育情報システムというシステムを使わなければなりません。
大学教育情報システムへの接続(アクセス)や利用の方法は,「大学教育情報システム使用マニュアル」に記載されているとおりです.ただし,初回アクセス時に,操作に混乱する可能性がありますので,ここで実際に Web ブラウザ (Mozilla Firefox) を使って大学教育情報システムにアクセスしてみましょう.
学内からのアクセスの場合,本学(全キャンパス)の公式 Web サイト(http://www.hokkyodai.ac.jp/)から「在学生の方」--->「大学教育情報システム」とたどります. またはブラウザに直接URI(https://eis.sap.hokkyodai.ac.jp/)を入力しても利用できます.
学外からは https://eis-web.sap.hokkyodai.ac.jp/ で利用できます.
みなさんの学習活動,大学生活に役立つ情報を掲載しているサイトが他にもあります.
函館キャンパス教育用情報システムについてのWebページ:http://system.hak.hokkyodai.ac.jp/
函館キャンパスの公式Webサイト:http://www.hak.hokkyodai.ac.jp/
附属図書館(函館館)の公式Webサイト:http://www.h-lib.hak.hokkyodai.ac.jp/index.html
大学全体の公式Webサイト:http://www.hokkyodai.ac.jp/