1 スペクトル分解能(解像度)・窓関数・標本化

  1. 次のコマンドを実行して, サンプリング周波数 16kHz で 1234 Hz の正弦波(純音)を作成してください。
    mksine.exe -s 16000 s1234_sr16k.wav >s1000_sr16k.txt
    1234
    
    ここで -s はサンプリング周波数指定のオプションです。

  2. wavesurfer を使って,作成した正弦波のスペクトルを表示してください。 そのためには,
    wavesurfer.exe s1234_sr16k.wav
    
    を実行して, Choose Configuration で Waveform を選択し,波形上で右クリックして, Spectrum Section...をクリックします。

  3. Window(窓関数)を変更して,スペクトルの変化を観察してください。 rectangle window が窓関数無しに相当します。

  4. フレーム長 64 点, サンプリング周波数 16 kHz の場合のスペクトルの周波数分解能 (解像度) を, 講義資料に示された式を使って計算してください。 (電卓:calc)

  5. FFT points (フレーム長) を変更して,スペクトルの変化を観察してください。 64点にした場合のスペクトルの解像度は,上で計算した値にほぼ一致しますか?

  6. 周波数が 5000 Hz, 7000 Hz, 9000 Hz の正弦波(純音)をサンプリング周波数 16 kHz で作成し, 各純音の音や波形,スペクトルを比較してください。 その結果について,講義資料等を基に考察してください。